
2007年から聴き始めて今回が8回目かな?
http://uky5424.sblo.jp/pages/user/search/?keyword=%91%E6%8B%E3
いろんなマエストロが指揮する第九を聴いてきました

今年は大野和士さん!
大野さんは以前京響の定期でマーラーの交響曲第3番を聴いて感激した思い出があるので、プログラムが発表された段階から楽しみにしてました

一曲目はハーパーの弦楽のためのアダージョ
葬送曲に使われることが多いこの曲ですが、僕は好きな曲です。
今年に起こったいろんなことを思い浮かべながら…
そして第九、急きょソリストの変更があったりしましたが、期待を裏切らないというより期待を超えるとても素晴らしい第九を聴かせてもらうことができました!まさに珠玉の出来栄え

大野さんの指揮はものすごく情感がこもって惹きつけられたし、京響は大野さんの指揮に豊潤な演奏で応え、ソリストも京響コーラスもその豊潤さをさらに豊かに

褒めすぎかもしれませんが、今までかなりの数の京響の演奏会を聴きに寄せてもらっていますが、先月の飯守さんのマーラーに続いて素晴らしかったと思います

円熟味というより、才気走るという言葉がふさわしいんじゃないかな?と思える近頃の京響です。
今年一年の疲れが癒されて、尚且つ来年に向けたエネルギーと勇気をたくさんいただけた感じ

ただ一つ、残念だったことは…
ソワレじゃないこと

公演の余韻もそこそこに仕事納めの後だけれど気になることがいろいろあるから職場へ仕事に戻ってしまいましたので、夜にこの素晴らしい演奏を聴けたなら余韻を長く楽しめたのにな〜という思いを抱きました。
来年は、隔月で定期演奏会が週末に二日連続で開催されるなどますます勢いを感じられるプログラムhttp://www.kyoto-symphony.jp/archive/files/kso%202015%20concert%20schedule%2001.pdf
が発表されていますが、平日夜の公演はわずかに3公演だけであとはすべて週末のお昼とかなり偏ったスケジュールが組まれています。
アクセスに難がある京都コンサートホールの夜公演は厳しいのかもしれませんが、画竜点睛を欠くという感が否めません。来年の試みで再来年がどうなるかわからないけれど、できれば平日夜の公演をもう少し多くしてほしいなと思います。
それはともかく、最高の聴き納めとなりました


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