今回は高関さんが指揮ということで、結構マニアックな公演になるのかな?と思っていました。
第九にしては珍しくプレトークがあり、そこでのお話を聞いているとやはりマニアックなんだなということを実感。
先月の定期演奏会、アシュケナージさんが指揮する演奏会は非常に満足度の高いものでしたし、昨年の第九は大野和士さん指揮ということでこれまた非常にすばらしい演奏会でした

前回と前年の記憶があるし、今年聴き納めということもあり当然期待度は高まります。
楽しみたいという思いで聴いたのですが・・・
なにか聴こえてくる音がコーラスも含めてお上品というか小さく感じます。
プレトークでお話されていたように楽譜の版が違うのかな?
聴き馴染みのある第九とはちょっと雰囲気が異なります。
洋食のレストランで美味しいお肉をガッツリと楽しみたいと思っていたのに、その洋食レストランで和食のあっさりしたお料理が出された感じでなんだか拍子抜け・・・
おそらくこちらの方がオリジナルに近い第九なのかもしれないのだけれど、どうもなあ〜
第九も結構回を重ねて聴いていますが、ウトウトとして聴いたの今回が初めてのような

初めて聴く曲は、どういう解釈で演奏されるのかどうかはわからないけれど、第九は聴く回数が多い分だけ違和感を覚えてしまいました。
僕のように水戸黄門よろしく予定調和で満喫したいと思う人間には、聴く満足がさほど得られなかってちょ
っと残念でした。拍手もいつもより音なし目立ったのもそう思った人が多かったのかな?なんて思います。
曲の解釈や表現方法を追求することの大切さとお客さんを満足させるバランスって難しいですよね

あちらを立てればこちらが立たず。
ヘビーなものが多い年末、食事はあっさり目が嬉しいけれど、第九はガッツリ行きたかったな〜

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