2009年10月07日

ロスジェネはこう生きてきた

この前佐藤優さんと田原総一朗さんの対談集を読んでいると雨宮処凜さんのことが紹介されていてちょっと気になったので手にとって読みました。

彼女は1975年生まれで団塊Jr.世代です。僕は彼女より3つ年受けだけどまあ世代を取り巻く環境としてはそれほど大差はありません。小さい頃から競争社会に好む好まざるをかかわらず過ごし、頑張っていい学校にいって無事卒業したらいい生活が待ち受けていると思いきや、社会に出るとバブルが弾け、派遣や契約社員など人がおよそ人として受けるような待遇も得られず、挙げ句の果てに路上生活を余儀なくされる人がいる現実をご自身の半生記として書いてあります。
そういえばこういうことあったなあと共感を持ったり、かなりシビアな状況を過ごしてこられた経験をそうなのかと考えながら読んだりといろいろと考えさせられました。
こういう世の中でも企業は最高の収益を上げて内部留保を増やして豊かになる一方で普通に働く人たちの暮らしが悪くなるのは何か間違っているように思います。
後世になって小泉改革の検証がなされるんだろうけど、それが日本が転がり落ちる第一歩を記した歴史的なターニングポイントとならないように鳩山さんには頑張ってもらいたいなと思います。 にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ
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posted by Kazu at 20:41 | Comment(0) | TrackBack(1) | 書評
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