
前著も読みましたし、今回のも読んで結構なショックを受けています。日本も近いうちに同じような轍を踏むんじゃないのかなと…
経済指標はここのところ持ち直す兆しが出ているのですが、数字と実際が乖離しているというのが正直なところだと思います。
自動車も家電もエコを旗印に何とか好調な販売を続けられていますが、それぞれ補助の期限を過ぎればどうなるんだろう?
普通の生活から一度転げ落ちるともうそこから抜け出せないようなことになってずっと底をさまよい続けないといけない…
僕がアメリカを最後に訪れたのは同時多発テロの1年後でしたが、どうもこの辺りから何か歯車が狂い始めてきたように思えてなりません。
妹がシカゴで暮らしていたこともありちょくちょくと遊びに行って、観光ではない普段着のアメリカというものを感じて、豊かさの本質が違うのだなあと感じたアメリカはもう存在しないんだろうかな?
偏在した富が社会に還元されないシステムが続く限りますます極端になっていくように思えます。
すでに日本もそうなりつつあるけれど…

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