特にどこの物がいいというわけでもなくて、スーパーで売っているのも好きだし、生協の個配で冷凍で届くのも美味しいと思っていただいています。さすがに着色料全開!というのは美味しさよりも怪しさが先だって食べることはありませんが

というわけで結構守備範囲が広いんですが、そういうものを食べつつ、たまにちょっといい和菓子を食べるとその美味しさがさらに引き立ちます

そのちょっといいというのが、仙太郎さん。
http://www.sentaro.co.jp/
そこここに老舗がある京都なので、仙太郎さんって結構新しいと思っていたけど、明治19年創業だそうです。
お店にも和菓子を包む包装紙には、「身土不ニ」という言葉が掲げられたり、書いてあります。
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どういう意味なのかなと知りたくてお店のホームページをみると意味が書いてありました!
引用させてもらうと、
《身体と(健康)と土(風土)とは別物ではない。自分が生まれ育った処の風土(環境)が育む食べ物が一番馴染み易く、身体に優しい。・・・・即ち「おいしい。」》
ということだそうです。なるほど!
そのために、《商品の原材料は小豆、小麦粉は言うに及ばず砂糖までも全て国産品です。また、着色料や防腐剤等の添加物は一切使用いたしておりません。》
というこだわりを貫かれています。
すべてのお店を知っているわけではないけど、デパートに入っているお店も工房が併設されていて、そこで作ってはるみたいです。ここのもつよいこだわりを感じます。
素材は吟味されて、こだわりを持って作ってあるから美味しくないはずがありません。
お団子も
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は言うに及ばず、ういろう好きなので本当は水無月はあまり好きではないんだけど、
仙太郎さんの水無月は美味しいなと思います。
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こだわりがそうさせているんでしょうね!
年月の長さに胡坐をかかず、本物であることを追求するから、新しさを感じる。
とても京都らしいお店だと思います。
こうしてたまにちょっといいモノを食べることで、ああこんな味もあるんやなあ!ということを体感することってとても大事ですね!
そういえば2月に亡くなった祖母は、あまりたくさんは食べない代わりにものすごく口が肥えていて、いろいろと祖母から伝わったことがあります。
この仙太郎さんもそうだし、最近デパートでは人気沸騰している阿闍梨餅もそう。
仙太郎さんの老玉が好きだったのですが、お店に行くとつい団子とか買ってしまってまだ食べる機会に恵まれていないけど、美味しいんだろうなあと思います。
150年近くの歴史に胡坐をかかず、絶えず本物を追求する姿勢に、古さではなく新しさを感じるところがいかにも京都のお店らしいと思います。
6月30日の夏越の祓まで、今年は後何度水無月食べるかな?

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