昨日のブライトンホテルのコンサートに続いて今日も音楽鑑賞


このところロビーコンサートに足を運ぶことが多かったので定期演奏会はご無沙汰だなあと思っていましたが、自分のブログを見ると6月7日の定期演奏会に足を運んでいました。1ヶ月半前のことなのにかなり前の事に感じています。それだけ毎日密度が濃いのでしょうか?そういやラヴェルのボレロを初めて生で聴いてちょっと感激していたことを思い出しました。
さて、今日の指揮者は大野和士さん。ヨーロッパで活躍する超一流の指揮者だけに、日本の公演にお目にかかれるのはなかなか機会がないし、とても楽しみにしていました。
お客さんもよく知っていて今日はコンサートホール、ほぼ満席でした!
まず初めにプログラムにはなかったのですが、先日お亡くなりになられた若杉弘さんを追悼する為にバッハの「G線上のアリア」が演奏されました。ご冥福をお祈りいたします。
その後はプログラム通りに
ラヴェル:舞踏音楽「ラ・ヴァルス」
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
休憩を挟んで
ショスタコービッチ:交響曲第5番ニ短調「革命」op.47
最初の「ラ・ヴァルス」を聞いて今日のプログラムは期待出来そうと思った通り、素晴らしい演奏を堪能することが出来ました。
世界中で活躍する大野さんは非常に素晴らしい指揮で、本物感をビシビシと感じました。超のつく一流はやっぱり違いますね。
演奏する側も観客側も今日はいつもとは違ういい緊張感が空間を支配していました。
大野さんは素晴らしいけれど、その大野さんの要望を満たす京響のメンバーもこれまた素晴らしい!
京響を聞き始めてまだ2年だけど、今日は僕が聴きに行った中でベストではないかというできばえだったと思います。今日は曲が終わってからいつまでも拍手が鳴り止まず、大野さん、5回ほど挨拶に出てこられました。Bravo!
ソロのパートだけじゃなく(今日はちょっとオーボエがお疲れ気味の様子でしたが・・・)全体的にバランスもいいし、右肩上がりで良くなってきているように感じます。
良くしていこうという気持ちが伝わってくるよな感じがして聴いていてれしくなってきました。
北山駅にも定期演奏会のポスターが至るところに貼ってあり、財団化して今のところはそれがプラスに作用していますね!
今日のような演奏とお客さんの数、それに京響を外部にもっとアピールすることが出来ればもっと良くなりそう。
今後がますます楽しみです!
こういう流れに水を差すのが、京都コンサートホール。
音響面の評価はさておき、建物のメンテナンスに以前から大きな疑問を感じていることがあります。それは演奏中に「パキッ」とか「バシッ」というおそらく内装が温度変化で膨張して発すると思われる音。非常に耳障りな音が演奏中に今日も何度か聞こえました。
他のホールではこんな音聴いたことがありません。
音楽を聴くホールでこういう音を発生させてはだめだと思います。
原因が突き止められていないのかもしれないけれど、こういうくだらないことでせっかくのいい音色をだめにしないでほしいなと思います。
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posted by Kazu at 23:54
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音楽